もちろん、新しいお店が登場すれば、閉店するお店もありますので、長年当サイトで調査していますがかなり入れ替わりが激しい様子が伺えます。
ただし、今も昔も大きくその還元・換金方法に変化はなく、店員との話の中で交わされる内容も目立った変化はありません。
今でこそまったく振り込みをしないという極端な悪質業者は目立っていませんが、比較サイトで評価されない店舗では詐欺と言えかねない営業トークがいまだに行われています。
また、業者だけでなく、クレジットカード現金化の仕組みを悪用した詐欺も発生している様子です。
クレジットカード現金化業者における詐欺とは営業トークの中身にある!
これまでネット社会が広く認知されていない状況の中で、クレジットカード現金化における取引の詳細や店舗の情報につきましては、誰もが確認しようが無いくらいに閉鎖的環境でした。
その為、換金率が低くても「こんなものだろう」と納得してしまい、情報を知る機会がありませんので店舗型業者は繁盛されていたと推測できます。
次第にネットが現実社会とリンクしていく度に無店舗型の業者が検索結果のほとんどを掻っ攫っていくようになり、今に至ります。
全国各地、例え自宅に居ようが喫茶店に居ようが場所を選ばずに申込みから受取りまで一貫して手続きを行えるメリットを謳う業者が多いですよね。
これを逆手に取るようですが、対面する必要の無いネットショッピングと同じ扱いで有り、どのように手続きが処理されていくのか、目の前で作業される姿を確認出来ない為に、少々不安に感じる匿名性が存在します。
業者の手口
- 派手な広告
- 還元率・換金率の妙
- 「すぐ」とはいつを指しているの?
あまりネットを閲覧しない方が業者のホームページを閲覧する際はとくに要注意!
組み込まれた派手な色合い・デザインや、言葉の使い方が「消費者の心を動かす」ことを目的に作成されている事も知らずに、どうしても情報を鵜呑みにしてしまいがちになります。
よく情報商材や健康食品に見られる商品紹介ページをイメージして貰えると理解しやすいかと思いますが、やたら縦長に表示されてひたすら絶賛の嵐を見る事が出来るアレです。
とくに代表される手口は、具体的な金額を言わず、何を聞いてもパーセントで返事をする対応です。
この場合、結局何に対して手数料が掛かっているのか利用者には非常に分かりにくい内容になりますが、具体的な金額で示すところこそ、当たり前の対応です。
何かと「すぐに対応します」・「すぐに送金ができます」のように、すぐという言葉を聞いた場合には、具体的な時間を聞くことをオススメします。
人によって時間の解釈が異なり、実際には混み合って対応を後回しにされたり、何かと時間を要する場合において、キャンセルされることを懸念して使用する傾向にあります。
クレジットカード現金化業者では無い者が悪用するケースがある!
私は街中で芸能プロダクションのスカウトと偽って電話番号と名前を聞かれ、後日その会社をネットで調べると詐欺師として口コミが多数存在していました・・・。
もちろんその後にきた電話は詐欺まがいの迷惑電話ばかりになってしまいましたね・・・。
残念なことですが、世の中には詐欺を働く集団が存在します。詐欺集団はあの手この手で被害者からお金を騙し取っています。
このような中で、嘘の情報に惑わされて、詐欺にあってしまう人もいるでしょう。
実は、詐欺師がお金の無い被害者に対してクレジットカード現金化で工面させ、現金を渡してしまうケースもあります。
詐欺のケース1.高収入アルバイトのはずが・・・
フリーターのAさんは身体を壊し、自宅でできるアルバイトを探していました。
そこで、自宅でもできる高収入アルバイトの求人を見つけると、早速申し込みをしました。
自宅に居ながら、好きな時間に仕事をすることで月に平均50万円以上もらえるという話でした。
申し込みをすると、自宅での勤務の為に専用のパソコン類の機器が必要ということで、その為には最初に50万円の費用が掛かると説明されました。
身体を壊してから収入がなかったAさんは貯金もなく、50万円という大金も持ち合わせていなかったので断る話をすると、そのバイト先から「クレジットカードは持っているか」と聞かれました。
Aさんは学生時代に作成し、そのまま更新を続けて時々利用しているクレジットカードがありました。
バイト先にクレジットカードを持っていることを伝えると、「クレジットカード現金化という方法でお金を即日で用意することができる」と言われました。
この言葉を信じ、紹介された業者で行い、手に入れた現金50万円をバイト先に指定されたパソコン業者に支払いました。
パソコン類の機器が自宅に到着し連絡を入れましたが、手続き上1ヶ月後からでないと始められないと説明され、仕方なく1ヶ月待ちました。
しかし、2週間以上経っても連絡が来ないのでもう一度連絡をしようとすると、連絡が付きませんでした。
ここでAさんは自分が騙されていることに気付きました。
クーリング・オフを利用しようとしましたが、期間が過ぎていることを理由に断られ、カード会社から利用分の請求まで来てしまいました。
Aさんは債務整理を考え友人に相談しましたが、友人からクレジットカード現金化は免責不許可事由に当たることを聞かされ、利用したことがバレると支払残高が一括で請求がくることも教えられました。
幸い、Aさんは友人にお金を借りてカード会社への支払いを行うことができたので、大事に至ることはありませんでした。その後体調が戻り、普通に働けるようになってから友人へ借金を返していきました。
借金を返し終えたAさんは、その後2度と甘い話に乗ることはせず、慎ましく生活を送っているとの事です。
詐欺のケース2.芸能スカウトに騙されて・・・
大学生で上京してきたBさんは、高校生のときから雑誌の読者モデルに憧れを抱いており、スカウトされるような場所へ頻繁に足を運んでいました。
ある日、某芸能事務所から委託を受けているというスカウトマンからスカウトを受け、乗り気になったBさんは後日詳しい話を聞くために面接会場に行きました。
このレッスンを受けさえすれば確実に事務所に入れると言われたBさんはチャンスを逃すまいと必死に考えましたが、60万円の大金を用意できるはずもありません。
そこで、そのスカウトマンからクレジットカード現金化のことを教えてもらいました。
Bさんは読者モデルを目指すためにファッションの勉強もしており、服を買う際にショップ店員に勧められ作ったクレジットカードが3枚ほどありました。
クレジットカードの支払いに困ると親が出してくれることもあり、通常のショッピングの扱いになると説明されたので、Bさんは親に何か言われた際には買い物しすぎてしまったと説明すればいいと判断し、気軽な気持ちで利用しました。
クレジットカード現金化で60万円を手にし、スカウトマン経由でお金を払ったところで、スカウトマンに連絡が付かなくなりました。
説明されたレッスンスタジオに電話するもそんな話はないと言われ、ここで騙されたことに気付きました。
クレジットカード現金化業者に騙されたことを伝えキャンセルをしようとしても、すでに60万円はスカウトマンに渡してしまっており、キャンセルできませんと言われました。
ダメ元でカード会社にもことのあらましを伝えると、詐欺にあったとはいえクレジットカード現金化の利用は規約違反ということで、クレジットカードの利用停止と支払残高の一括請求を下されました。
Bさんは、利用規約は知らなったと反論しますが、規約は読むことが前提になっているので通じません。
結局、カード会社からの一括請求は到底払えないので親に肩代わりしてもらうことになり、親に怒られたBさんは大学を辞めさせられることになりました。
その後Bさんはクレジットカードを持てなくなり、さらに信用情報機関にも事故登録されたのか、金融機関でのローンも難しくなってしまったそうです。
クレジットカード現金化の詐欺を疑え!
- 「お金が楽に、すぐに稼げる」
- 「夢を叶えるチャンスだよ!」
などの甘い言葉で人々を誘惑します。
冷静に考えればうまく行き過ぎた話だと判断できますが、詐欺集団は人が喜ぶ言葉を熟知している上に、当の渦中にいる人は舞い上がってなかなか冷静な判断をしにくいです。
とくに、クレジットカード現金化は即日で現金が手に入るので、このような詐欺の手段に使われやすいです。このような詐欺は業者も把握しているので、一度業者に現金が必要な理由を話してみるといいかもしれません。
前述した2つのケースは、現金が用意することができない人に対して、詐欺師がクレジットカード現金化を利用させて現金をだまし取るという手法であり、従来のクレジットカード現金化業者が関わっている内容ではありません。
しかし、詐欺師の中には、クレジットカード現金化業者と提携している場合も存在します。
別記事:Amazonギフト券現金化業者は逮捕されています
このような悪質な業者に関わってしまうと、骨の髄までむさぼられる危険性が高く、最悪詐取されたお金が戻ってくる可能性がありません。
クレジットカード現金化は、即日で現金が手に入るというメリットがありますが、その手法自体が社会的に許されている金策ではないので、どうしても悪質な業者や詐欺師が群がるサービスになりやすいことが事実です。
詐欺にあわないためには、セールストークばかり話す業者ではなく、デメリットもしっかりと説明してくれる、あるいは質問に応えてくれる業者を選ぶ事は大切です。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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