1965年から30年間の間だけでも、平均年収が約45万円から約500万円(約11倍)にまで上がっていた経済状況が現実として存在していたのです。
今ではゆるやかに右肩下がりの折れ線グラフを成しており、年収300万円時代の到来を予測する声もあります。
人生とはお金であります
「いや違います」なんて否定する人の数はそう多くは無いはずです。
20代になるまでは、保護者が働いたお金で食べさせてもらい、さらにお小遣いをもらって遊び更けた経験もあるでしょう。
どの世界においても古くから言われている「親の七光」なんて言葉がありますが、親に甘えて育つかその環境を活かして有意義に過ごすかは本人次第ではありますが、生まれてくる前から親の経済状況により受けられる教育に制限が有ったり、難なく育つことが出来る可能性については、当然裕福と貧乏と比べれば前者の方が確立として高い訳です。
私たちは理性に特化した動物「人間」ですから、お金に振り回される事無く、ストレスを感じない消費の仕方をしなければなりません。
世界で一番安全な国や経済大国とも言われている日本ですが、どんなによい職場環境であったり、国家公務員として働いていたとしても借金苦による犯罪が時々世間を賑わす事があります。
近年では、業務上横領や内部技術情報を他社への転職をキッカケに土産として持っていくなど、欲にかられた人間のニュースが後を絶ちません。
人間がお金をコントロールしているのではなく、お金に人間がコントロールされているの状態は、人生で金額に換算する事が出来ないモノを無くす事になりかねませんので、金策を練るような状況についてはその機会である事を理解し、しっかりと正す意識を強く抱かなければなりません。
お金が無くても生活を営むことは出来る
お金があるということは、それだけで我慢する機会を減らすことが出来ます。
- 家が無いから、賃貸を探す
- 病気や怪我を治せないから病院に行く
- 食材を育てる事が出来ないから、スーパーへ行く
- 教育を受けるために学校や塾に行く
- 車が無いからレンタカーを借りる
お金を使う場面とは、なんらかのサービスを受けるための対価として求められ、人が生きていく上で必要不可欠なツールです。
あればあるほど気楽に生活を営む事ができるだけでなく、行動範囲が広がりますよね。
他人と人生を比べても仕方が無いのですが、出来ることが増えるほど人生を豊かに過ごすことが出来ます。
私が経験したお金が無いことによるストレス
かくいう私も、クレジットカード現金化業者はもちろん、黄色い看板でおなじみの貸金業者を利用したこともあるダメ人間です。
私がお金が無かったときのストレス事例について下記にご紹介しましょう。
- フルーツグラノーラを実費計算して朝食とする
- 昼食はカップラーメン
- 夜食は白米と値引きされたスーパーのお惣菜
- 電気代がもったいないから暖房は付けずに重ね着で過ごす
- 贅沢は甘ったるいジョージアのMAXコーヒー
MAXコーヒーを続けて2本購入するということだけで幸せを感じてしまうほどお金がありませんでした。
なけなしのお金を増やそうとパチンコ・スロットに手を出し、案の定勝ち続けることもできず、債務の自転車操業へと落ちていきました。
当然このような生活ですから、当時加入していた国民年金や国民健康保険、住民税も滞納するというオンパレードでございます。
どう足掻いても得られる収入は変わりませんので、ひたすら食費を切り詰めて、支払いの猶予が許される債務は後回しにし、とにかく貸金業者への返済を優先させることで完済をしました。
今現在も取り組む私の節約
お金が無い事のストレスよりも、お金が有っても贅沢をしないというストレスの方が、はるかに負担が軽いのです。
得られる可処分所得から、例え1万円でも貯蓄に回せるのであれば、これを継続させる事を自分の中でルールを作ります。
さらに所得が上がる見込みがあれば、積極的に国が利用を促す年金基金や積立投資、さらに一括払いによる各種割引制度などを使い、将来に向けた貯蓄と節税にお金を回しています。
あれば使ってしまうお金ですから、使う予定が無いのであれば、贅沢をする事よりも身のある使い方を選択することで、年齢を重ねてから貸金業者やクレジットカード現金化をすることが無いように意識しています。
お金のストレスが冷静な判断能力を失うキッカケ
いくら時間が経過して考えたところで、何かを実行しなければ環境を換える事は不可能です。
時間が解決してくれることなんてお金に関しては一生無いでしょう。
浮かんでくるのはムリのある計画ばかりでストレスであふれてしまいますし、このストレスを解消する為にまたお金を使ってしまうのは、その時の一時的な快楽を得るだけのムダな行為にしか過ぎず、次の債権を生み出すキッカケを作ってしまいます。
1度でも金策をしてしまいますと、その1回目の金策を終わらせるために2回目を利用してしまえば、当然生き地獄以外の何にでもありません。
今ある収支の中で行える環境を作っていかなければ解決なんて夢のまた夢、こんな状況の一歩手前ならまだしも、渦中の方は債務整理するほか選択肢は無いのではないでしょうか。
私の知人の中に、過去横領した人がいるんですが、表向きは調子のよい感じでそんな素振りを見せなかったのに、いざ種明かしの時が来たら・・・180°ではありません、1800°くらい態度や振る舞いが豹変し、周りを裏切ったトンデモナイ馬鹿野郎と今でも思っております。
もちろん、この方は2018年1月現在も貧相な生活に縛られ人生を歩んでいます。
たった一回の浮ついた心がすべての始まり、このようなストレスを抱かない為にも心構えをもつだけで、自然と歩む道は正されるはずです。
- ご利用は計画的に
- 求めない、煩悩を排除する
- 我慢することは悪いことではない
広告でよく使われている言葉ですが、何もサービスを利用する事に対して計画的になるのでは無く、日常生活の中のすべてにおいて計画を立てる必要があります。
毎月の収支で必ず残す金額を最初に決める事で、何に対してどれくらい予算があるのか立てて守るだけですので、この制限をストレスに感じるくらいは自分自身が招いた事でもありますので、ここは我慢するべきではないでしょうか。
欲求に応えるから出費が生まれ、次の欲求を生む、まさに雑草です。
お酒やたばこなどの嗜好品、ブランド品に外食・・・どれも快楽と満足を体感できるモノですが、経済的なストレスを生む原因を潰していく事で精神的なストレスも自然と無くなっていくはずです。
「ストレスを抱えるくらいなら、欲求のままに従って支出してしまう」
たった一度の許しが契機となって、歯止めが効かなくなります。
私利私欲の支出項目はその代表的な例であり、”我慢は体に毒”なんていうフレーズもありますが、たった一回の我慢によって乗り越えられるのであれば、その時に必要としたお金がいかにムダであったか気付かされるはずです。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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