アマゾンで販売されているAmazonギフト券。
突然ですが、ここでクイズです。
どのギフト券のタイプが、現金化に使われていると思いますか?
5種類を紹介しますので、当ててみてください。
- チャージタイプ
- カードタイプ
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- 商品券タイプ
アカウントに直接チャージするタイプ。
Suicaのように、チャージした分だけ使えるのですが、わざわざこれを購入する機会は多くないかと。
画像はボックスタイプ。
箱にカードタイプのギフト券が包装されています。
グリーディングカードタイプ・ボックスタイプ・封筒タイプのように、包装とカードデザインを選択できるメリットがあります。
物体として存在せず、購入時に配信先のEメールアドレスを指定し、購入後に指定したメールアドレスに、英数字のコードが届く。
もちろん、自分のメールアドレス以外にも納品が可能です。
ギフト券がPDFで購入者のメールアドレスに送付されますので、Eメールタイプと同じく実物としては存在しない。
送付されるPDFファイル内にリンクが送付され、リンクからダウンロードして印刷することができます。
よくある商品券と同じように、Amazonギフト券も存在します。
包装がほかのタイプよりもよいので、コンペなど各種イベントの景品に利用しやすい。
※ギフト券とはいえ、Amazon内でしか利用できませんので、ご注意を。
どの種類も、Amazon Gift Cards Japan株式会社が発行しています。
多くの方がご存知である通販サイトとしてのAmazonは、Amazonジャパン合同会社が運営しており、法人の形態として別であるものの、所在地は「〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1」で同じです。
そして、現金化とはなんらかのモノを換金することですから、Amazonギフト券現金化はAmazonギフト券Eメールタイプを換金することです。※Amazonギフト券買取も同じです。
目次
Amazonギフト券現金化が買取される仕組みと方法
ここでは、Amazon内でしか利用できないギフト券が、どのようにして現金に変わるのかを解説。
どちらも、公式サイトから正規の購入方法と同じようにEメールタイプを購入します。
ほかの種類も買取をしているように告知する買取業者がありますが、そのほとんどがダミーだったり、換金率を悪くしてEメールタイプを購入するように誘導する背景が存在するのです。
まず、Amazonギフト券の現金化にたどり着く方法として2種類のパターンがあります。
- Amazonギフト券買取をする専門業者へ申し込みをする方法
- Amazonギフト券買取を仲介する市場に出品登録する方法
順にご説明します。
Amazonギフト券買取をする専門業者へ申し込みをする方法 | |
---|---|
1、 | 買取業者に申し込み |
2、 | 業者指定のアドレスを指定し、コードを送る |
3、 | 業者買取 |
4、 | 口座に振り込まれて現金化完了 |
公式で購入する前に、業者へ申し込みしたほうがいいです。
これは、送信先のメールアドレスに、業者が指定するアドレスを入力するよう求められることがほとんどだからです。
一度自分で購入し、自分にギフトコードが手元にある状況で売却をできる業者が無いわけではありませんが、相対的に換金率が下がる傾向があります。
文字列というコードが肝になっている以上、再登録やキャンセルなどのトラブルを防止するために、コードが送られた者しか把握できないほうが都合がいいからです。
必ずしも自分が手元に欲しい金額が必ず保証されていることがありませんので、必要な金額に見合った額面の購入はいくらなのか?を、尋ねてから購入したほうが建設的と言えます。
Amazonギフト券買取を仲介する市場に出品登録する方法 | |
---|---|
1、 | 市場サイトで出品者登録の上で出品 |
2、 | 誰かが入札してくれるのを待つ |
3、 | 誰かが落札の決定 |
4、 | 口座に振り込まれて現金化完了 |
対する市場サイトとは、サイトを通じて売買ができる業者のことです。
売り手となる私たちの立場と同じように、ギフト券を購入したい買い手もサイトに登録します。
出品するときに自分が希望する価額が設定できますので、専門業者に買取を依頼するよりも、高い換金率で取引できる可能性がありますが、額面に対して安い価額のギフト券が入札されやすい傾向があります。
必ずしも売れる保証はありませんので、この点では専門の業者に依頼するほうが、早くて確実であることが理解できるでしょう。
買取業者も、市場サイトを利用して現金化をしている
市場サイトを見ると、出品実績が多く確認されるはずです。
このようなアカウントは、買取業者による出品登録であり、業者も現金に変えなければ利益が出せません。
以前、当サイトにタレコミがあり、クレジットカード現金化業者やAmazonギフト券現金化業者に対して、市場サイトが営業を掛けている実態が確認できました。
我々、買取検討者にとってはどうでもいいことですが、どちらの方法も同じAmazonギフト券現金化(買取)であることを覚えておきましょう。
Amazonギフト券現金化の違法性
Amazonギフト券現金化の違法性につきましては、まず、「Amazonがギフト券が転売されている事実について把握済み」と理解しましょう。
Amazon内で利用できるギフト券が、公式の許可を取らずに売買されていることについて認めていません。
それでも、買取業者と市場サイトが運営されている背景には、法律で明文化されていない真新しいビジネスモデルであることと、裁かれた前例が無いことが挙げられます。
だからと言って、警察が把握していないということはありません。
最近の振り込め詐欺で、現金ではなく、こうした電子マネーやAmazonギフト券が使われて被害が多くなっているからです。
実際に、詐欺で使われたAmazonギフト券の現金化を請け負っていたとして、2017年に業者の中から逮捕者が出ました。→サイト内記事Amazonギフト券現金化業者は逮捕されています
ここで、Amazonが公式で発表しているギフト券売買の見解をご紹介しておきます。
Amazonギフト券を転売しないでください
Amazonギフト券を再販売その他対価をもって譲渡すること(例:買取サイトにAmazonギフト券を売ること)も、Amazonギフト券細則の違反となり、アカウントの停止などの対象となります。ご自身で購入したギフト券ならびに各種キャンペーンなどを通じて入手したギフト券を転売、換金することは、お控えいただきますようお願いいたします。 Amazonギフト券のご購入に関する注意
上記を無視する形でこれを第三者の立場で取引を仲介する市場であったり、再販売を目的にした業者や買取を募るサイトが軒並み誕生しています。
古物営業許可証を持っている持っていないに関わらず、発行元が禁じているわけですから、少なくともAmazonとしては軽視できない立場にあることはいうまでもありません。
反対に、取得している業者もあります。
営業許可があっても、高い換金率とクレジットカードの利用停止しないという保証などは一切ありません。
これまで、Amazonから連絡が来たという業者が過去に文面を公開していたこともありました。
商品がAmazonギフト券に特化しているだけで、従来の買取式のクレジットカード現金化業者と変わりません。
商品の違いに関わらず、違法性についてはこれまで通りの認識であっています。
- 出資法違反
- 貸金業法違反
- 詐欺罪
- 脱税
- 古物営業法違反
これは利用者に対してではなく、業者にこのような違法性があることを昔から指摘されていますが、利用者に対してこのような刑事罰が適用された事例について、報道された経緯は確認されていません。
Amazonギフト券現金化(買取)業者一覧
クレジットカード現金化でAmazonギフト券現金化(買取)に特化しているだけです。
いいイメージを持たせたい(?)のか、従来のクレジットカード現金化業者のことを悪くいう傾向がありますのでご注意ください。
Amazonギフト券買取専門サイトから、評価の高い業者を一部ご紹介。
※参考サイト:DASFAA
Amazonギフト券現金化(買取)業者一覧 | ||
---|---|---|
店名 | 最高時換金率 | 古物商許可 |
買取本舗 | 94% | なし |
アマプライム | 90% | あり |
買取ボブ | 93% | なし |
amatera | 90% | なし |
ギフトグレース | 93% | あり |
クレジットカード現金化業者と同様に、表記される換金率通りは最高時の数字であり、これまでクレジットカード現金化業者として営業していた業者が、競合他社のシェア争いに破れAmazonギフト券専門店としてローンチされている様子です。
Amazonギフト券買取市場業者一覧
買取業者に比べ、市場の数は多くありません。
Amazonギフト券買取専門サイトから、一部の市場サイトをご紹介。
※参考サイト:DASFAA
Amazonギフト券買取市場業者一覧 | ||
---|---|---|
店名 | Amazonからの注意 | 古物商許可 |
amaten | あり | あり |
ベテルギフト | あり | あり |
Giftissue | あり | あり |
Amazonから、「名指しで利用しないでくれ」と発表されています。
この状態が何年も続いており、知らないふりをして営業を続けていますが、「発行元の規約に違反しても、違法では無い」という認識でしょう。
Amazonギフト券現金化もクレジットカード現金化も同じ
Amazonギフト券現金化(買取)と表記するWebサイトは、業者・もしくは業者を紹介している比較サイトのいずれかが中心です。
こんな広告文を見たことはありませんか?
- Amazonギフト券を買取します!
- ただいま91%でaギフト券を買取
- aギフト券ネットで即日現金化
Amazonギフトを「aギフト」と省略して表記される理由には、以下の理由が挙げられます。
- 広告出稿上の制限文字数が制限されている
- Amazonギフト券と明記しない事で、どんなギフト券を扱っているのか表向きにわかりづらくしている
このような表記は、すべてクレジットカード現金化であると認識してください。
クレジットカードで購入された商品を買取し、現金を振り込むという仕組みは、クレジットカード現金化の買取方式とまったく同じです。
買取対象となる商品は、これまで業者によってさまざまな品が扱われてきました歴史があります。
この買取対象となる商品はなにか?
と、申し込み後でなければわからないことが普通でしたが、これをAmazonギフト券と冠することにより、「クレジットカード現金化では無いんだ」とミスリードを誘っているのです。
実際に、見比べてみてみましょう。
クレジットカード現金化
Amazonギフト券現金化(買取)
どちらも、同じクレジットカード現金化なのに、Amazonギフト券と書かれたほうが、なにか安心感を覚えるはず。
よく考えると、こうした刷り込みは怖くないですか?
買取されたAmazonギフト券の行方
とくに仲介サイトとして機能している市場サイトの出品状況と実績を確認することができますが、やたらと出品数の多いアカウントがあるはずです。
一個人が出品する量や金額では無く、業として出品されていると推測されるアカウントが幾つも存在します。
取引は匿名性が有り、発送元と受け取り先という配送の手段が無く、電子データのみのやり取りになります。
出品者と購入者の所在や連絡先を互いに知ることなく取引ができてしまう事は、通常のオークションや売買取引では考えられない事ですよね。
業者に買取依頼をする場合、すでに購入済みで手元にあるコードを送ることについては嫌われる傾向があります。
これは届いた相手にしかコードの羅列を知らない状況でないと、買取業者も再登録されてしまえば無意味に買取代金を支払っただけになることを危惧していることが理由として挙げられます。
Amazonギフト券現金化だから高換金率というわけでは無い!
従来のクレジットカード現金化と同様に考えるべきと説明しましたが、換金率についても同じです。
この商品だから、特別に換金率が高い!という概念は、Amazonギフト券現金化業者およびクレジットカード現金化業者では存在しませんので、口車にのせられないようにお気をつけください。
Amazonギフト券現金化(買取)業者を利用したという体験談のうち、悪い口コミを一部ご紹介しましょう。
Amazonギフト券を取引する業者の数が増えて認知が進んだことから、最近は「Amazonギフト券現金化=クレジットカード現金化目的」で利用されている実態が浸透されてきたと感じています。
一時的なしのぎ、一回限りどうしてもお金が必要であれば有効かもしれませんが、繰り返し申込みをしてしまうような結果に招く可能性の確率も0%とは言えません。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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