キャッシュバック方式と今回ご紹介する買取方式の方法です。
業者を比較するにあたり、どちらの方法を採用する業者がいいのか不安を抱くかたの参考になればうれしいです。
また、すでに利用されたかたの中で、下記のような説明を受けたご経験がありませんか?
- 買取方式の業者から
- キャッシュバック方式の業者から
「キャッシュバック方式はダメ、うちが安全だ」
「買取方式はダメ、うちが安全だ」
このように両者とも自分のお店がよいと説明されることがありますが、どちらもクレジットカード現金化であることに変わりありません。
買取方式とは?
- Aというクレジットカード現金化業者へ、申し込み
- Bという商品販売業者から、指定の商品を購入する
- Bで購入した商品を、Cという買取業者が買い取る
クレジットカード現金化×買取という組み合わせで、「どのようにして現金が手に入るのか」、詳しく説明していきます。
クレジットカード現金化の方法として、古くから採用されている買取方式。
とくに大型都市の駅前にある、直接お店に出向く店舗型のクレジットカード現金化業者は100%の確率で買取方式が採用されています。
古くから存在していますが、無店舗型の業者でも主流のひとつです。
クレジットカード現金化業者へ申し込み
※画像の申し込みフォームは一例です。
比較サイトを経由して業者へ申し込みをするか、検索して直接申し込みをします。
申し込み前に換金方式を確認する方法としては、手順や流れの説明以外にも、見分ける方法があります。
買取方式を採用している業者では換金率、キャッシュバック方式を採用している業者は還元率として表記しているところがほとんど。
買取方式とキャッシュバック方式の違いについては後述。
ここでは、単純に申し込みした先が買取方式だったと仮定して、この後の説明をします。
商品販売業者から、指定の商品を購入する
申し込みしたクレジットカード現金化業者から、「Bというお店で、この商品を購入してください」という感じで、ショップ名や商品の紹介を受けます。
買取方式を採用するクレジットカード現金化業者によって、その商品の購入先や商品は異なりますので要注意。
「商品を買ったことに、そして買い取ったことにしますので、余計な手間を取らせません。」
これは違法。
商品の取引が無いにも関わらず、お金だけが取引されるので、出資法違反としてこれまで逮捕された例があります。
また、違うクレジットカード現金化業者に申し込みをした先で、買った商品の買取依頼をしても買い取ってくれることはありません。
購入した商品を、買取業者が買い取る
購入先・買取依頼先もクレジットカード現金化業者がアテンドしてくれますので、わざわざ自分で買取先を探す必要はありませんのでご安心を。
買取方式の業者では、なるべく古物商許可番号と管轄の公安委員会が確認されている業者を利用したいところですが、ほとんどの業者では記載がありません。
これは、受付している商号(サイト名・業者名)とは別の事業者で買取業を行なっているか、意図的に隠していると言えます。
リサイクルショップやよくあるブランド品買取の買取とは違い、すでに手元にある不用品を買い取ってもらえるというサービスは提供されていません。
高い換金率と買取率を維持するために、そして売却後に業者が売りさばきやすくすることを目的として、このような仕組みになっていると考えられています。
買取方式で購入する商品とは?
- ブランド品
- CD-ROM等の情報商材
- Amazonギフト券
買取方式の仕組みはいたって単純。
「買取」という言葉から想像される仕組みに変わりなく、店舗型であろうが無店舗型であろうが同じ買取の仕組みで取引されます。
商品は指定されることが一般的で、商品によっては「開封をしてはいけない」・「商品の配送・送付先の住所等を指定する」などの細かい案内があります。
同じ買取方式であっても、商品が違うと買取方法が違うこともありますので、とくに顕著なAmazonギフト券の扱いをご紹介しましょう。
おもにEメールで発見されるEメールタイプが主流。
買取業者側も換金が必要になることから、業者によっては少額の額面は取引を断ったり、5万円以上・10万円以上などと制限を設けていることがある。
また、商品としての実態が無く、一度業者側に発券してしまうと、たとえカードの支払い日前であってもキャンセルはお断りされるのが基本。
キャッシュバック方式では無いが、買取方式では必要な手間が発生することがあります。
- 購入した商品が実際に自宅へ届けられる
- クレジットカード現金化業者が指定する住所へ商品を送るよう求められる
- 決済が完了した段階では振り込みされず、業者側に商品が渡ってから振り込みされる…など
古くは、店舗で用意されている金券・新幹線のチケット・ブランド物・貴金属などを購入し、それをその場で売却する方法が主流でした。
インターネットが普及した現在では、自宅に居ながら通販サイトや業者が用意したサイト、または指定されたサイトで商品を購入。
その商品が手元に届いてから再度業者に発送する、という方法が増えてきました。
インターネットがあれば、店舗に行く手間が省ける・店舗が近くになくても利用できるだけでなく、このような案内が面倒でキャッシュバック方式を採用する業者も存在しますので、金策としての利便性が高いことがわかります。
買取方式の手順
- 実店舗に行く、もしくはインターネットのサイトで申し込む
- 本人確認・金額案内などの説明を聞く
- 無店舗の場合:実際に指定された商品を購入、もしくはECサイトで商品を購入する
- 実店舗の場合:購入した商品をその場で売却し、現金を受け取る
- 無店舗の場合:購入した商品が手元に届き次第、業者に商品を発送する
- 無店舗の場合:業者に商品が届き次第、利用者に現金が振り込まれる
実店舗とインターネットの店舗と、多少違いはあるものの、商品を購入し、売却するという流れは一緒です。
自分でクレジットカード現金化をする場合も、買取方式が該当します。
業者を使う場合と、自分で行う場合には間に業者がいるかどうかというだけ。
結局、「商品を購入→買い取ってもらう」という根本的な部分では、手順に変わりはありません。
買取方式のメリット
1.実店舗型なら、店員と顔を合わせて取引ができる
インターネットの普及で、サイトから申込みができる業者が多くなった現在では、電話やメールでの対応が主流です。
ただ、ネット上の店舗ではどうしても目の前で取引をしているわけではありません。
利用者としては裏で何が行われているのか…本当に取引してくれるのか…と不安はありませんか?
その点、実店舗の買取方式を行っている業者では、原則的に対面して取引をするので不安は和らぎます。
商品を購入後、その場で売却して現金を手渡しされるため、わかりやすい取引であると安心感があるとして、店舗型を選ぶかたがいらっしゃいます。
2.換金率・買取率が保証されている
買取方式で用意されている商品・指定される商品は、そのほとんどが換金性が高い商品です。
万が一買った商品の買取金額に不満がある場合は、その商品を別のところで売却することも可能です。
クレジットカード現金化の買取方式専門店ということは、ある程度の換金率が保証されていることはメリットと言えます。
換金率は一番気になるところ。
不確定な換金率・買取先の手間を考えると、専門業者に期待できると言えます。
買取方式のデメリット
1.時間・手間が大幅にかかる
クレジットカード現金化の方式には大きく分けて、キャッシュバック方式と買取方式がありますが、買取方式は一方のキャッシュバック方式と比べると時間と手間がかかります。
実店舗で買取方式を行うのであれば、まずは店舗に行かなければなりません。
近いところに店舗があればいいのですが、まず店舗が近くにない人はわざわざ赴く手間が必要です。
まず店舗型の業者は都市部の駅前で営業していることが多く、ところによっては実店舗がない地域もあります。
- 購入した商品が手元に届く
- 業者に商品を送り返す
- 業者に商品が届いた時点で入金される
といった過程が必要なので、キャッシュバック方式に比べると、申込みから入金まで時間が大幅にかかります。
また、商品を送り返す際の手間や、さらに発送代金を利用者に負担させるような業者も。
利用者にとってネット上の買取方式の商品は何かとネックになりやすいのですが、それを解消しようとして、違法と把握していながら商品を送らないという業者も存在します。
クレジットカード現金化は商取引という形態をとることで違法ではないという形を保っているために、架空の取引をしたとなると違法ですので、商品が実際手元に来ない取引はマズイということになるのです。
2.バレやすい
『換金性が高い商品である』ということが、実は…買取方式のデメリットでもあります。
法律違反にはなりませんが、発行元のカード会社が定める規約に違反します。
『換金性が高い商品の購入=現金に換えやすい』ということは、『換金目的にショッピング枠を利用している可能性が高い』と目を付けられることになり、買取方式はバレやすい方法です。
一番避けたいことはカードの利用が停止すること。
専門業者を利用せずに、自分でクレジットカード現金化を試みることは、とてもリスクが高いと理解しておきましょう。
上記の商品は、買取方式でよく利用されている商品です。
とくに新幹線の回数券は、クレジットカード決済を拒否されやすく、購入できたとしても「何のため購入したのか」とカード会社から電話連絡で問いただされることもあります。
現在、Amazonギフト券買取業者が増えていますが、Amazonギフト券も金券の1種であるとの認識が進んでいるのか、購入が制限されるという体験談が寄せられています。
コラム:パチンコの三店方式=クレジットカード現金化の買取方式
日本では公営ギャンブルが認められている中で、あくまで遊技と位置付けられながら、金景品との交換を介して換金ができるパチンコの三点方式についても同時に注目されています。
パチンコは大衆娯楽なんて言われますが、遊技されたことのある方はご経験されている事かも知れませんが…負けるときは5万あるいは10万円以上負ける事も当然です。
なんせ、筆者がクレジットカード現金化を利用したキッカケになので、よくわかります。(苦笑)
実際に、管轄する公安委員会ではパチンコ・スロットに対し、出玉規制を強める一方です。
話がそれてしまっているようですが、実はクレジットカード現金化の買取方式と、金景品の買取方式は通じる特徴があるのです。
買取方式を採用しているクレジットカード現金化業者は、古物の売買を不特定多数に行い、業として利益を得ていることから、古物営業法に関わります。
この古物営業法はパチンコで言えばパチンコ店が金景品を交換し、それをパチンコ店が買取をしたら違法賭博。
何故かいつも近くに窓口を構えている、交換所と呼ばれる、あくまで第三者が買取をしています。
クレジットカード現金化でも同様に、業務内容を分けた組織が準備されています。
これは当サイトでの考察に過ぎませんが、商品を販売する事業者とは別に、買取用の事業者なり法人を別に設けているのでしょう。
パチンコの三点方式と同様に第三者を設置する事で、換金に結びつけているスキームが今でもなお成立している理由と考えられます。
その時、身分証明書の提示をお願いされることって…ありませんよね?
実は古物営業法では、取引される金額が1万円を超えると、必ず帳簿に取引を記録する義務があります。
逆に、1万円未満であれば、この義務はありません。
このように、取引記録の義務をかわすために、金景品(特殊景品)を1万円未満の金景品を複数種類用いて小出しにしているのです。
一個当たりの単価を下げて取引する取引は、クレジットカード現金化業者でも利用されています。
以前に潜入したところで、自分自身の意思選択をしていないのに、送られてきた取引明細書には、業者によって選別選択された商品を購入したことにされていました。
このように、あくまでも第三者で換金を目的としていないという建前があれば、買取方式の仕組みは金景品の三店方式が存在する限り、無くなる事はないでしょう。
コラム:買取方式で逮捕されたクレジットカード現金化業者
古物商を取得した業者は、合法で安全が保証されているのかと言いますと…営業許可を受けながら逮捕されている実例があります。
「Pmo」(店名:ブライト)の代表者および従業員が、多重債務者や経営がうまく行っていない人たちの名簿を購入し、買取を装い融資をさせていました。
複数の店舗を運営していたようで、わかっている屋号として「AXIS(アクシス)」という店も構えていました。
代表者の名前を調べたところ、逮捕されたのちAmazonギフト券買取業者や決済代行業だけでなく、福島の除染作業員の斡旋をやっている様子が確認されましたが、2019年現在ではネットの検索結果から無くなっています。
法律に則って取引したように装った、とはなにかを考えてみました。
- 実務的に利用者が商品を選択で出来なかった
- 売却先で査定をしていなかった
- 購入先と売却先が同じであった
ほかの事例として、2016年当時の話をご紹介しましょう。
東京の上野(アメ横)で「天商」という店名を用い、10年以上運営されていたとされる業者も、自社で販売した商品を買い戻すという手口で検挙されています。
とはいえ、数は非常に少ないものの、今でも店舗型のクレジットカード現金化業者は営業しています。
今もなお営業を続けている店舗型の業者では、自社で販売する事は無く、最寄りのみどりの窓口やブランド品店での商品を買い取る事に徹している様子です。
同じ換金であっても手続きの違いで合法・違法の解釈が180°違うのですが、クレジットカード現金化を比較検討している方がこうした内容を知る機会は当サイトのようなところしかありません。
あとは、業者の説明ぐらいではないでしょうか…それでも自分のところを悪くいうことは無いので、偏りがあります。
当然、業者から受ける説明だけでは、クレジットカード現金化のすべてを理解したとは言えないでしょう。
最初に述べたように、買取方式の業者はキャッシュバック方式の業者を、そしてキャッシュバック方式の業者は買取方式の業者を悪く言う営業トークを受けることがありますが、真に受けてはいけません。
換金方式や商品の違いに関わらず、違法性が認められる場合には、業者は逮捕されています。
換金を希望した人の違法性についてはあまり注目されていないようですが、発行元が定める規則に違反するとして停止処分になる恐れは高いのですから、クレジットカード現金化をしない事が一番です。
クレジットカード現金化以外にも、携帯キャリア(電話会社)決済による現金化業者が増えているようですが、こちらも本来の使い方とはかけ離れています。
携帯決済の現金化業者に対しては、キャリア側から決済環境の利用停止などで、現金化業者を処分しています。
このような金策をしないために、お金が無くなる前にお金が無くならないようにする事、未然防止がすべてです。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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