クレジットカード現金化にデビットカードは使える?

クレジットカード現金化にデビットカードは使える?

何気なくテレビを見ていると、クレジットカードのCMもよく見ると思います。

そんなCMの1つに、デビットカードのCMがあることにお気づきでしょうか。

近年このデビットカードの利用者が多くなっていますが、実際にはどういった仕組みのカードであるのか理解していない人も多いのではないでしょうか。現にデビットカードを保有していても、銀行口座の開設の際に自動で付いてきただけで使ってない人もいるかと思います。

見た目はクレジットカードにそっくりであり、支払いも同じようにできますので、銀行口座開設の際に自動で付いてきた人は、クレジットカードが作れた、と勘違いするかもしれません。

それを表すように、デビットカードに関してクレジットカード現金化でよくある質問が、「デビットカードは使えるのか?」というものです。

デビットカードの仕組みをよく知らずに、国際ブランドがついているだけに、同じように使えると思っている人がいるようです。

クレジットカード現金化では、自分が保有するクレジットカードの仕組みを理解しておく必要がありますが、デビットカードを使うときでも同じことではあります。

では、デビットカードとはどのようなカードなのでしょうか。

デビットカードとは?

デビットカードの種類は大きく分けて2つあり、J-Debitとブランドデビットがあります。今利用者が増えているのがブランドデビットの方で、CMでよく見るVISAデビットもその1つです。J-Debitとブランドデビットの何が違うかというと、国際ブランドが付いているかいないかという違いがあります。

ほとんどの銀行のキャッシュカードにはJ-Debitの機能が付いていますが、加盟店の数はブランドデビットに比べて圧倒的に少ないです。現在ではJ-Debitはブランドデビットに代わられていることもあるので、ここではブランドデビットをデビットカードと呼ぶことにします。

ブランドデビットのデビットカードは、日本国内ではVISAとJCBのカードがあります。

MasterCardのデビットカードは日本ではまだ発行されていません。

デビットカードは通常のクレジットカードと似て非なるカードです。使い方は似ていても、支払方法がまったく異なります。

通常であれば、発行元の会社からショッピング枠という与信が付与され、その範囲内での買い物が可能になります。

買い物代金の支払方法は一括、分割、リボなどから選び、翌支払日に銀行口座から支払額が引き落とされます。

一方でデビットカードでの買い物は、カードに紐づいた口座から買物代金が即時に引き落とされるという支払い方になります。

口座から直接引き落とされるということは、ショッピング枠=口座の残高ということになります。

デビットカードは口座の残高がショッピング枠になる為、与信枠が付いていません。

おおよその発行元の会社は、発行可能年齢は18歳以上(高校生を除く)ですが、デビットカードであれば15歳以上(中学生を除く)となっています。

そのため、クレジットカードをもつためには審査が必要ですが、デビットカードをもつための審査はありません。

信用情報に傷が付いている、いわゆるブラックと呼ばれる人でもデビットカードを持てるのは、このような理由からです。

デビットカードが使えるお店は、VISA、JCBの国際ブランド加盟店ですが、口座からの直接支払われるという性質上、利用できないお店もあります。

たとえば、ガソリンスタンドや高速道路などの利用金額が変わる支払いに対しては使えないことがあります。

なぜデビットカードが混同されやすいか、それはVISA、JCBの国際ブランドが付いているからでしょう。

クレジットカードと同じようにカード番号、国際ブランドが付いているので、一見すると同じように見えます。

また、使えるお店もVISA、JCBの加盟店なので、お店の大体はデビットカードの利用が可能なことも混同の原因の1つと言えるでしょう。

その為、クレジットカード現金化にもデビットカードは使えるのか、という質問が多いのだと思います。

クレジットカード現金化ではデビットカードは使えない

はっきり結論からいうと、デビットカードはクレジットカード現金化には利用できません。

正確に言えば、デビットカードではまったく意味がないどころか、逆に損をしてしまいます。

支払いの仕組みを知っていればわかることですが、クレジットカードの買い物は発行元の会社から付与された与信枠(ショッピング枠)を使って支払いが行われます。

買い物の代金を発行元の会社に立て替えてもらって、その立て替えてもらった代金を一括、分割、リボ払いなどの自分で設定した支払方法で支払っていきます。

デビットカードの支払いは、発行元の会社が買い物の代金を立て替えるのでなく、デビットカードに紐づいた自身の銀行口座から直接引き落としされます。

イメージとしては、銀行口座を直接持ち歩いてその口座から買い物代金を支払っていると考えていいでしょう。

実際に銀行口座を持ち歩いて、レジで銀行口座から直接払うというのは不可能であり、いちいち銀行口座で現金を引き出してから支払いすることになりますが、デビットカードは銀行口座から支払い金額が直接引き落としされるために、わざわざ口座から現金を引き出す手間がないのです。

クレジットカード現金化はあくまで与信枠を利用するものですが、たとえばの話、デビットカードで利用すると、業者が指定した商品を買うに当たって口座から現金が引き落とされて、手数料が引かれた金額の現金が口座に入ることになります。


例:キャッシュバック方式で80%の還元率でデビットカードを使う場合

業者が用意した商品:100000円
キャッシュバック:80000円
デビットカードに紐づいた銀行口座の残高:120000円

このとき、デビットカードで100000円の買い物をすると、デビットカードに紐づいた銀行口座から買い物直後に100000円が引き落とされ、銀行口座の残高は20000円になります。

そのあとでキャッシュバックの80000円が入ったとしても、銀行口座の残高は100000円となり、このときの取引で残った現金は取引する前と比べるとマイナス20000円になります。


いかに意味がなく、ましてや損をしているかがわかるでしょう。

ただ単に便利だからと言って自分の持っているものの仕組みを理解しない上で使うことはとても危険です。

デビットカードはクレジットカード現金化には使えませんが、普通の買い物には利用することができる反面、クレジットカードと同じ仕組みだと勘違いして使うと、いつの間にか銀行口座から現金がなくなっていた、ということもありえます。

今一度自分のクレジットカードはどういった仕組みで利用ができるのか、確認することをお勧めします。

-クレジットカード現金化

執筆者:稲中 努

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