日本では2016年にマイナンバー制度が開始されましたが、マイナンバーを導入する際のリスクとしては、マイナンバーによって統合されたあらゆる個人情報が流出しないかということが懸念されています。
個人情報は流出しないに越したことはないですが、どうしても人が管理をする上で絶対はありませんので、個人情報が管理されているという時点でリスクがあります。
クレジットカード現金化業者は個人情報を流出させる?
クレジットカード現金化業者のホームページには大体申し込みフォームが設置されており、利用をする際には申し込みフォームに情報を入力して申し込みをします。
その際に入力する情報としては、
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
の3つがあり、これはどこの業者も共通しています。
その他にも、
- 住所
- 年齢
- クレジットカードの有無
- 希望金額
これらの情報を入力させる業者も存在しており、申し込みからの手続きをスムーズにするための意図があってのことだと思います。
なぜクレジットカード現金化においてこれらの個人情報が必要になるのかというと、イタズラを防ぐためでもありますが、このサービスでは本人確認が重要になるからです。
たとえ家族間であっても自分名義のクレジットカード以外は利用することはできませんし、他人のものであれば犯罪になってしまいますので、これらの個人情報を照合することで本人が利用するということを確認するのです。
しかしながら、これらの情報、結構な個人情報ではありますし、流出する危険性があるのではないでしょうか?
氏名、メールアドレス、電話番号だけでも個人を特定する情報でありますので、なるべくであれば知られたくはないことではありますし、ましてや流出などすればどんなリスクがあるかわかりません。
見ず知らずの他人にいきなり名前や電話番号を聞かれて、すんなり教える人がいるでしょうか?いるとすれば余程酔狂な人であると言えるでしょう。
普通の企業であっても、明らかに意図的に個人情報を流出させているのではないかという個人情報の扱い方をしている企業があります。
2014年には某大手通信教育会社の顧客の個人情報が派遣社員によって他社に売られ流出していたということ件があり、この場合企業側は被害者になりますが、顧客にとっては個人情報が流出したということ実は変わりません。
この個人情報が流出していたことが発覚したのは、顧客が身に覚えのない企業から勧誘のダイレクトメールが来たということからであり、このダイレクトメールを送った企業はまさしく売られた個人情報を購入していました。
とくに、クレジットカード現金化をしようとしている人の個人情報ということであれば、
『個人情報+すぐにお金が必要な人』
という見方ができるはずであり、この手の情報をお金を出してでも欲しがっているところは少なからず存在しています。
そう考えると、業者に申し込みをすること自体、個人情報が流出するリスクになり得るのではないでしょうか?
残念ながら、クレジットカード現金化業者の中には個人情報を収集して売っている悪徳業者が存在します。
お金が必要な人、という付加情報がついただけでその個人情報の値段は高くなることが予想され、個人情報が売られる先はヤミ金業者であったり、詐欺を働いているところであったり・・・と碌なところに売られたものではありません。
悪徳業者は悪徳業者同士のつながりがあり、下手をすればヤミ金業者と悪徳業者の運営者は同じであった、なんていうことになれば冗談にもなりません。
個人情報が流出せずとも、申し込みをした業者の数だけ個人情報をばらまいていることになり、しつこく勧誘してくる業者であればそれだけでも迷惑なことになります。
優良店を利用するならばしつこい勧誘もなく、個人情報が流出することもないと考えられますが、申し込みから手続きが進めばさらに詳しい個人情報が必要になります。
クレジットカード現金化で決済をする際でも個人情報流出リスクはある?
クレジットカード現金化では、業者に申し込みをする段階ですら個人情報が流出するリスクがあるということですが、もちろん実際に利用する際でも、個人情報が流出するリスクはあります。
申し込みをしてから実際に利用するということになると、業者からさらに詳しい利用者自身の情報の提示が求められます。
クレジットカード現金化では本人確認が必須ですが、そのために求められる個人情報の資料としては、
- 運転免許証など、顔写真が載っている身分証
- 保険証
- 銀行のキャッシュカード
などがありますが、徹底した本人確認をする業者であればクレジットカードを確認する業者もいます。
たとえ申し込みの段階でリスクを負わないために偽名で登録したとしても、利用をする際は本人確認をされるために、個人情報と、その個人情報を裏付けする資料が必要になりますので、偽名で登録することはムダであるでしょう(偽名であればむしろ業者に悪いイメージを抱かせます)。
ここまでの個人情報を送るとなると、これが流出するかしないかは死活問題であり、少なからずもここで怖気づいてしまう人も多いはずです。
しかし、リスクがあるのは個人情報を送る利用者だけではなく、個人情報を預かる業者側にもあると言っていいでしょう。
悪徳業者は個人情報を流出させるとのことですが、それはあくまで意図的に流出させることを前提にしています。
しかし、クレジットカード現金化サービスで利益を出す業者にとって個人情報の流出は顧客の流出と同義であり、利用者からの信用もなくなるという点で損失になりかねません。
業者にとっては利用をしてもらわなければ利益を出すことはできませんので、流出によって信用がなくなれば当然利用してもらうこともなくなり、営業を続けられなくなります。
また、情報が流出すれば口コミも散々な結果になることが予想され、文字通り悪徳業者であるというレッテルを張られることになるのです。
そのため、業者は個人情報の流出というリスクを最大限まで抑える努力をしています。
クレジットカード現金化で大規模に個人情報が流出したということがないのは、業者の中で長年に渡って営業を続けている業者がいることが何よりの証であります。
クレジットカード現金化業者は個人情報の流出を防ぐ手立てを行っているとはいえ、最終的に個人情報を出すか出さないかは利用者自身の判断になります。
とりあえず、という気持ちでさまざまな業者に個人情報を送ることでさえリスクになりますので、申し込みをする段階から慎重な業者選びが必要になります。
申し込みの段階から個人情報を出すことにリスクを感じるようであれば、クレジットカード現金化を利用すること自体から見直してみることもありかもしれません。
個人情報の流出を防ぐために気をつけることとは?
利用者自身が個人情報の流出を防ぐために気をつけるべきこととしては、個人情報を流出させない優良店を選ぶことであるでしょう。
個人情報を送りたくないということであれば、まずは数ある業者に安易に申し込みをするのではなく、最初に電話で問い合わせをすることから始めるべきでしょう。
その際に、個人情報の取り扱いについて尋ねることも可能であり、優良店であれば、希望すれば利用後の個人情報を削除してくれるでしょう。
安全な取引をするためにも、完全に信用できるまでは安易に情報を送らないことが大切です。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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