誰もがお金持ちになれることはないから
クレジットカードを持っていようが持っていなかろうが、人間として生きている以上は誰もがお金が欲しいですよね。
ある意味収入を得るために生きていると言っても過言では無いくらいにお金に縛られて我々は過ごしているわけで、少し汚い言い方かもしれませんが、お金が人生を豊かにする一つのツールです。
自分が何かやりたいと思った時に、それが遊びの様な私利私欲であれば出費の一方ですが、何か学びたいと思った時にも書籍の購入やセミナーや学校での授業を受ける事もお金が対価として支払う必要があります。
生まれた環境が裕福であればあるほど、子供もよい大学よい暮らしによい育ちが出来るという考えが専門家でも言われているように、一個人の経済環境を変える為にはそれ相応の努力が必要です。
金持ちになれる人はほんの一握りであり、普通に就職しても得られる給与が昇給されていく保証はありませんし、高収入とは言えブラック企業と呼ばれる組織で長時間勤務に休みが少ない環境の中で体を壊せば、結果的に医療費が高く付くとも言われている日本のご時世。
結婚しても共働きでなければ金銭的に余裕を持たせることが出来ない国ですから、得られる少ない(?)収入の中でいかに日々の生活を営んでいくか妥協しながら生きていかなければなりません。
収入-支出=貯金?or借金?
給与明細をいただく際に、所得税が引かれ会社勤めしている方であれば社会保険料と厚生年金なども引かれますので、一般的に「月収はいくらですか?」と聞かれた際には各種項目が引かれた手取り金額(可処分所得)のことを言わず、総支給額の数字を言います。
手取り額はワークスタイルによって異なりますし、いずれにしても住民税等も支払うのですから手取り金額で言ってもあてになりません。
我々が生活資金とするお金は、その可処分所得から算出していくわけですが収入が増えても支出が大きければ、月収30万円の方が月に10万円貯金していることと、月収50万円の人が月10万円の貯金をしても、贅沢な暮らしは出来ますが貯金の金額は同じです。
さらに所得に対する課税を考えますと、月収50万円の人が月10万円の貯金額では少なすぎると考えた方が賢明ですよね。
生活費の内訳として大きな割合を占める家賃
持ち家でローンも完済済みであればいう事はありませんが、世間一般的な人たちは賃貸やローンを支払っている事がもはや当たり前。
収入の1/3が限度なんて言われていますが、これは額面に対する金額を指しているのか可処分所得に対しての金額なのかを考えてみますと、当然可処分所得に対する割合を指しています。
所得税に健康保険料、年金を納めた上で残る可処分所得が20万円だとすれば家賃6万円の物件に住む事が現実的で、都心だとより土地代が高くなりますので、1LDKで木造では無い住宅を借りようとすれば容易に10万円は超えますが、その場合における必要な可処分所得は30万円であるという計算です。
1/3という設定でも筆者は贅沢だと考えます。
さらに、水道光熱費と食費に生活用品、医療費に遊行費まで項目は増えますから、貯金をしたいという意気込みがあれば家賃は必ず抑えるべき項目であることはいうまでもありません。
都会の給与水準は田舎と比べて高いのですが、本当に彼らが贅沢に暮らしているとは到底言えないのではないでしょうか。
節制とは労力と引き換えにお金を得る
スーパーで購入したほうが絶対に安いのに近所のコンビニで買ってしまう事・・・よくありませんか?
コンビニよりも距離のあるスーパーに行けば500mlのジュースが一本100円で購入できるのに、コンビニでは一本150円も掛かります。
その差額は50円・・・大きいですよね?「少し頑張って歩いてスーパーで購入する」という時間と労力を消費することで50円分を節約(収入を得る)出来るという考え方が節制の基本的概念です。
その為、時間が有り余っていて、尚且つせっかちでは無い人が節制に向いた気質と言えますが、そこまで精神を切り詰める必要はありません。
出費を減らすことは出来ても、自分に与えられた自由時間が減りストレスがデメリットとなりますので「時間と労力を使わない」ことが効率のよい方法です。
たとえば、同じ支払いでも場面や手段を変えるだけで実現可能な方法があります。
- 固定出費項目を現金払いからクレジットカード払いにする
- 昼食は外食はOK、夕食に外食はNG
- キャンペーンでも欲しいモノでなければ買わない・使わない
これだけでも、その労力に比べて効果のある節制が期待できるでしょう。
節制は努力とその人のキャパシティ次第
ネットで検索すればするほど出てくる数々の節制術ですが、そのすべてを実行できる人間なんていませんから、自分が出来る事からコツコツ始めてみませんか?
前述した基本的概念があれば、各々の生活環境が異なるとは言え普段関わっている生活項目の中で少しずつ実行していくことは出来ます。

自己紹介:クレジットカード現金化の優良店比較DX編集長。
未成年を集客している比較サイトに嫌気を感じ、2014年から運営を開始。
近年、記事をコピーされたり、クラウドソーシングで参考サイトとして記事購入に使われていますが、一切の関係はありません。
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